このところ時間があるので本などを読んでいることも多いです。
最近、百田尚樹氏の「夢を売る男」が文庫になったので読んでみました。
ネットの書評などでは賛否両論（どちらかといえば批判が多かった）ですが、そこは人気作家なのでどうしても当てこすりがあるのは仕方がないかもしれません。
私は大変楽しく読みました。

その小説のなかで世界中のインターネットのブログで一番使われているのは日本語だとあって驚きました。
今から９年前、２００６年に英語を抜いて１位、シェアは３７％。
世界７０億人の中で１億人ぐらいが使う言語がなぜと思います。

そのあたりを主人公の牛河原に「日本人は世界で一番自己表現したい民族だということだ」と語らせています。
更に後半には「毎日、ブログを更新するような人間は、表現したい、訴えたい、自分を理解してほしい、という強烈な欲望の持ち主だ。（中略）強烈な自己顕示欲だ。根底にあるのは自分という存在を知ってもらいたい！という抑えがたい欲望だ」とブロガーたちを切り捨てます。

私も毎日、ブログを更新しようとしていますからこの本を読んで落ち込みました。
ですがもっと、いや、究極の自己顕示、表現したい、訴えたい、理解してほしいというのは選挙に出ることですから・・あ！

午後からは地元高校のＰＴＡ役員会に出席、その後は挨拶回りをしていました。