ゆうすけブログ
十年一昔
雨が降り始めました。
6月から7月にかかる今日は誠にじめじめした気候ですが世間では交通機関で発火といいますか大変な事件が発生しました。

「十年一昔」と言いますが新幹線で思い出したのがこの言葉です。
平成18年の春から夏にかけて湖国・滋賀では栗東市に建設が決定した新幹線新駅、通称「南びわこ駅」の着工を巡って県民を巻き込んでの大論争になり、建設の見直しを訴えた嘉田由紀子氏が知事選挙で勝利しました。
私たち自民党はそれまでさんざん栗東新駅のもたらす経済的波及効果を聞かされ、それは栗東市のみならず湖南6市を越えて滋賀県全体の利益につながると固く信じて事業を支持していました。
現在に至るまでその思いは消えていません。
ただ「死んだ子の年を数えている」にすぎない状況ですが。

「新駅建設万歳!」と祝いのくす玉まで割って歓迎していた新駅が「もったいない」の一言で中止に追い込まれた無念さは滋賀県の発展のみを念じていた者にとってあまりにも残念至極でありました。
執行していた國松県政の前の稲葉知事が難航する土地買収に夜間、地権者の家を一軒、一軒と回り「滋賀県の発展の為に土地を売ってください」と頼み込んで成立した予定地でした。

県庁職員の議会に対する説明も新駅のメリットを充分に強調してあまりあるもので、県としてその意気込みを私たちは感じました。
それが反対の嘉田県政になると県職員の説明が急にモゴモゴごにょごにょになり要領を得なくなってきたので「あなたたち職員は今まで新駅の建設にあれだけ前向きだったのにあの説明は何だったのか」と追及すると「いや、経済効果を過分に見積もり過ぎていまして・・」とか、「新しい見積もりができたので見てください」と言うので見たら、大幅に収益が落ちている予想だったので今までのコンサルと同じデーターを使いなさいと注意した程の改ざんぶりにあきれ果てた次第です。
議会で追及すると「経済情勢が変わりました」、「県財政はひっ迫しております」などもはや言い訳にもならない答弁になっていました。

公共事業は未来への貴重な投資であり財産です。
そしてこの投資は10年どころか20年、30年と長い年月に亘る議論と利害調整と合意形成と何よりも費用がかかります。
それを選挙に勝ちたい一心で民心を惑わせる輩が未だに後を絶たないのは個人として悔しい思いを持っています。
(高島市も最近心当たりがあることがありますね)

私はこの時の栗東新駅騒動で敢然と悟ったことがありました。
行政にとっての政策をカラスに例えれば・・・。
『カラスはカラスだったら白でも黒でもどっちでもいい』という一言でした。
どうせ理屈は後付けでどうにでも言いくるめられるのだからという悲しい現実が民主主義の隠れた真実なのです。





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