ゆうすけブログ
無用の長物?
今朝の滋賀県はどうも強い雨が降ったようで私も未明だったものですから半ば寝ぼけて「雨が強く降っているな」と思っていたぐらいです。

昨日ご紹介した本『低欲望社会』大前研一著発刊小学館でありますが副題「皆が等しく貧乏になる国で本当にいいのか?」です。
その中で大前氏はかなりこっぴどく銀行と地方議会(つまり県議会・市議会・町議会)を批判しています。
よほど腹に据えかねているのでしょう。
銀行は省きますが、地方議会に対しては例えば同書のP247「゙無用の長物゙地方議会に意義はあるのか」と題して氏の持論が展開されます。
少し引用させていただくと・・
「不祥事が続発している地方議会だ。政務活動費の不適切な使途に関する記者会見で号泣して辞職した兵庫県議、東京都議会で女性都議にセクハラ野次を飛ばして謝罪した男性都議、政務活動費73万円で知人女性に海外研修を委託した愛知県議、万引で現行犯逮捕された上に覚せい剤使用容疑で再逮捕された山口市議・・・それぞれの事例はレベルが低すぎて言及する気にもならないが、なぜこんなお粗末な地方議員がはびこっているのか?そもそも地方自治体の議会というものが゙無用の長物゙だからである」(以下続く)

読んでいてハラハラしました「政務活動費で猫の飼育本を買っていた滋賀県議」と書かれていないかと・・。
おそらく大前氏にとっては更にレベルが低すぎて言及する気が更に起こらなかったのではと邪推します。
更に引用を続けますとP250から「日本の地方議員というのはその大半がまともに働いていないのである。それでも高給が降ってくる゙気楽な稼業゙なのである。そういう地方議員になろうとする人間のレベルは推して知るべしで若いフリーターが゙就活゙代わりに、そしてリタイアしだサンデー毎日゙の老人ば終活゙として立候補しているケースも多い。彼らは「給料」「定職」「年金の補填」が目当てだからおのずと地方議会は利権の巣窟になる。

まさに木端微塵です、ここまで言って委員会の世界です。
まだまだ続きます。
「(前略)悪いことをするに決まっている。1年に195回も日帰り出張する議員(それがチェックなしに長年続いていた実態も併せて)や覚醒剤を使用する市議がいても何ら不思議ではないのである。こんな地方議会は人間の臓器で言えば盲腸のようなものであり、重ねて言うが、不要な機能である」とバッサリ切り捨て御免であります。
いったい大前氏は地方議会について何か恨みでもあるのかというぐらいにその存在自体を全否定していいます。

私も一時は地方議会で働かせていただいていた身として大前氏の意見には違和感をかなり感じ反論ももちろんあるわけですが、大前氏は要するに都道府県や市町村は「地方公共団体」であって憲法に規定される「地方自治体」ではないと言いきります。
ゆえに三権は持たず肝心の立法権は国会が持っていて地方が勝手に法律を作ることができず、その範囲内で条例を制定することができる(だけ)と述べています。(実際その通りです)
司法権は裁判所で確かに各地方にあるが国家機関であり、行政権を持っているのは内閣で地方公共団体は政府の下部機関として「地方における行政サービスを行っているにすぎない」と論じ、日本の地方に「自治」はなく、自治無き地方に立法を生業とする議会は不要であると結論づけています。

その為には道州制を導入して「自治」を地方に分配せよというのが大前氏の本当に言いたかったことらしいのですが、地方と自治の議論は特に平成に入ってから活発に行われてきました。
私も現職の頃は自治の゙灰色の部分゙には大いに悩みましたし矛盾を感じてきたのも事実です。
皆さんは「地方議会」についてどのような印象を、また考えをお持ちでしょうか。







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