ゆうすけブログ
無党派の誕生
昨日のこのブログで郵便局の社会的使命をグローバルサービスと表記しましたがある方から、それは「ユニバーサルサービス」ではないですかとご指摘を頂き、はったと考え、そうでしたと思い至りました。
訂正をさせて頂きます。
言葉、特に専門用語はしっかりした意味を持っていますから正しく用いないと誤解が生じますよね。
失礼いたしました。

さて、私が興味を持っているので申し訳ないのですが、政治の世界では(特に日本において)今世紀に入ってから「無党派層」という方々が政治なかんずく選挙の動向を左右し始めました。
それまでの〇〇党にはいつでも一票入れるというのではなく、その時の政党の政策や個人の魅力によって党や特定の候補者に限定されず投票行動が変わるといわれる層です。
いくら自民党の支持層が世論調査によって37%を超えたとなっても無党派層は常に一政党よりも多いのが傾向ですから、この「特定の政党支持なし層」をいかに掴むかがあらゆる選挙の勝敗をわけることになります。

まだ20世紀に入らない混迷の時代にすでに労働運動や社会運動に走る人々を同質的で感情に左右され、個人として合理的な判断をくだせない集団を『群衆』と呼び問題視したのはヨーロッパでした。
フランスの社会学者ガブリエル・タルドはマスメディアなど情報媒介を通して知識を間接的に交換し合い、社会的問題を合理的に判断することができる人たちを『公衆』と名付けました。
しかし、実際はメディアの情報に扇動され自立基盤を失い、共通の目的や信念を持たずに仲間意識や心理的紐帯を喪失した孤独な存在である『大衆』を誕生させたのです。
このことによりヨーロッパで誕生した個人主義的民主主義が日本に引き渡された頃には大衆主義と変貌を遂げていました。
「無党派層」がこの「大衆」の政治的なれの果てなのか、あるいは待ち望まれた「公衆」の片鱗なのかについては私として大変に興味があるところです。




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