ゆうすけブログ
議会の本質
冬空ながら晴れ渡った気持ちのいい午後。
ジャンパーを羽織って里山を散策するには絶好の日になりました。
奥山に近づきすぎると冬眠前の熊と「未知との遭遇」をするので気をつけて家から持ってきたおにぎりを樹の根っこに腰かけて食べると極上の解放感を味わうことができます。

地方では議会が始り、真っ最中です。
以前は法律により年4回という規定でしたが法改正後は回数制限はありません。
私も以前、議会改革の先進事例と持ち上げられた三重県議会にお邪魔して「通年議会」を学ばせてもらいました。
それから滋賀県議会にも導入されましたがその頃に取り入れていた長崎県議会などはあまりメリットがないと定例議会制に戻しています。
4回の定例議会は一般的には3月、6月、9月、そして12月で3月議会は来年度予算の審議を行い、6月は補正予算、9月は前年度決算の審議を行い、認定いたします。
決算も認定、不認定とありますが滋賀県議会では過去に不認定はないようです。
もちろん不認定となっても法的効果はありませんがなかには岩手県のように不認定が恒例となっている議会もあります。

理事者側としては提出議案を議会に通してもらうためにあらゆる手を尽くします。
この手の話は楽しい逸話が過去に山ほどありますが、「継続審議」という単語があります。
文字通り、審議を継続するのですが本会議で否決ではなくもちろん可決でもなくヘビの生殺し状態で次の議会に送るわけです。
建前は国の制度設計がまだ確立できてないようだから様子を見るとか、パブリックコメントのサンプル数が少ないので議会がもう少し住民の意見を聞くために調査するとか何とか理由をつけますが要は首長に対する「嫌がらせ」です。
私が参画していた10年の間にこの珍しい継続審議は3度発生しました。
極めつけは嘉田県政ラストイヤーの流域治水条例でしたが何と2度も継続となっています。
そんなもったいをつけずに潔く否決しろよという声をよく聞きましたが当時の嘉田知事の面子もかかっており相当もめました。
議会の多数派であった自民党・公明党会派と就任以来ガチンコのバトルを繰り広げてきた嘉田知事としては議会から(というより自民党から)数々の「嫌がらせ」を受けていたのは事実ですが可哀相と思ったのは知事を支えなければならない県庁職員さんでした。
彼らの献身的な働きがなければ嘉田県政も1期で終わっていた公算が大です。

自民党の知事に対する「嫌がらせ」は滋賀県において副知事二人制を認めなかったことからもはっきりしています。
滋賀県程の大きな組織になると副社長は二人必要なのはわかっていたのですが知事の仕事量を増やす意味でも意地悪だったと思います。
知事をできるだけ県庁の外に出さないという長期戦術(戦略ではありません、こんなもの)の一環として先述の「通年議会」の合わせ技として出していたのです。
先の国松県政では何とか副知事二人制を認めていたのですが手のひらを返したように「県財政が厳しいこのときこそ・・」、「議会も改革しなければ・・」と理由をつけていました。

現、三日月知事はどうやらこの轍を踏まず県議会の宥和に成功しているようでこの12月議会で副知事がもう一人誕生しそうです。
現在の滋賀県議会の議員構成は絶妙というか危ういバランスの上に成り立っているところがあり、構成している県会議員が他の選挙に出る為に一人欠員になりますがこれが今後どう作用するかは誰かが考えていることでしょう。


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