ゆうすけブログ
1億総活躍社会とは?
世間では新年気分が抜けてそろそろと社会が動き出してきた感じです。
そのような大きな営みの波のなかで私個人は今までの人生で味わったことのない不思議な年末・年始を漂っていました。
疎外感と解放感が同居する感覚としか説明できませんが。
寂しいという気持ちと何処へでも行けて好きなことができるというしがらみから逃れたような気分。

今朝の新聞を読んでいたら(最近は隅から隅までズズズィーと)基礎年金の特集がありました。
これを言えばおそらく反発があるから今までは隠していた気持ちなのですが私は数年前までは(老いても年金に頼らない生活をプランニングしよう)と秘かに考えていました。
ですが、私の好きな番組である「しくじり先生~俺みたいになるな・滋賀版」のように大しくじりをしてしまって今や頼らないどころかライフライン、命綱になっています。
朝から晩まで頭の中は年金の受給額を少しでも上げるのにはどうすればいいのか、いや基礎年金だけの月6万5千円ではやっていけないのは目に見えているので体が動かなくなった時にプラスいくらかを上乗せするいい方法はないのかと。
いろいろと調べると元手があったらあったで、なかったらなかったで結構、手法はありました。
動くか動かないかだけの問題でした。

もともとそんなに物欲が強い方ではなく歳をとって豪華客船に乗ってエーゲ海をクルージングしてシャンパンをあけて生ガキとトリュフをほうばったり、外車を所有して乗り回したりしたいとは全く思わなかったのです。(映画の世界だけで充分でした)
それよりも殺人的に時間がなかったので(その対価として稼いだものはすべて吹っ飛びましたが)時間がゆっくり流れる生活の方がはるかに人生に潤いを与えてくれると憧れていました。
山野を歩いてキノコを探す(松茸だったらなお良し)とか自分で味噌をつくるとか私の冒険は絵葉書のような場所ではなく里山や鄙びた浜辺ちょっとした路地裏にあると思っています。
どこか異世界のきらきらした(それ故ふわふわした)おとぎ話よりその土地にある昔からの言い伝え、伝承や民謡、民話を探る方が私にとっては知的興奮を刺激します。

この年始に同じ滋賀県人の準セレブの女性と話すことがありました。
彼女は前述のエーゲ海に年末行って正月はギリシアで過ごしたようです。
観光客が少なくて良かった、次は夏の休暇になるから北欧へ行きたいと言っていました。
そりゃ今は少し遠慮するわなと思いながら「あなたは滋賀県人だから言うけど滋賀県でこんなとこ行ったことある?」と2、3ばかり滋賀県内のそこそこ知られたスッポトを紹介したら「行ったことない、でも話を聞いたら行きたい」でした。
「ナポリを見て死ね」という諺がありますが日本にも「日光見ずしてけっこうと言うなかれ」とあります、遠くばかりに関心がいくと臨終のときに案外近くを知らなかったことに気がついてそれも物悲しいものです。

「人生はお金を持って死ねないですよ、どう使うかが値打ちです」と今まで聞いてきたことです。
欧米のセレブの価値観では資産を構築したら(年金に頼らないほどのお金ぐらい)早期リタイアしてさっさと暖かい国に引っ越して釣りやゴルフ三昧の生活を送る、ボランティアや慈善事業に精を出すなどが理想とされているようです。
私は財産もさることながら人があの世に持っていけないものでもっとも価値あるものは(思い出)(その人の経験・知見)だと思っています。
お金以上に生きているうちに活用しなければもったいない誰にでもある財産だと思います。
これはお金など一律の価値とは違い、人それぞれが多種多様なものを持ち、しかもデフレのように目減りせず、時間の経過とともにますます蓄積され値打ちが上がっていくいくかけがえのない「お宝」と考えます。
政治家がつくった言葉にはろくなものがありませんが去年から世間に少し流布している「1億総活躍社会」が国民はみんな働きなさいではなく、広義から「1人1人が輝いて自分の居場所のある社会」を目指していこうとするのならぜひ人々の意見や経験を集約・集積できる世の中になるよう組み立てていきたいものです。








カレンダー

06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -



天気予報


-天気予報コム- -FC2-



最近の記事



月別アーカイブ



カテゴリー



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



ブログ内検索



counter