ゆうすけブログ
またまた滋賀県か
昨日の夕方、自宅に戻ると妻がテレビを観ていました。
6チャン・ABCテレビのニュース番組「キャスト」でした。
報道していたのは「滋賀県の大戸川ダム 国はダム案が最有力と認める」でした。
そうか、今になってようやく正論が通ったのか、良かったなとこちらも思いました。
ところが、ところが、4人ばかりのコメンテーターのなかでヒゲもじゃでメガネをかけていた男性がとんでもない発言を繰り返していたのです。

「こんな問題は国ではなく第3者委員会でしっかり検討した方がいいんですよ」
(その第3者委員会の川づくり委員会が議論を滅茶苦茶にしたんじゃないか)
「このダム建設で何千億でしょ、費用対効果がまったく合わない」
(もうそんなにかからない段階まで来ているし、国はそうだが、県や市の負担割合は合算で100億を切っている、費用対効果が合わないなんて言葉は流域で毎年、水の氾濫に苦しまれている何千人の方に失礼千万なもの言いだ、そもそも教育や防災、医療などは費用対効果を論ずる前に意義を考えて寄りそう気持ちで行うべきで、これでは経済ファシストだ)
「僕は専門家じゃないからよくわからないけど」
(じゃあコメントするな、視聴者に誤解をまねく)

妻に「誰よ?この人」と訊くと国際ジャーナリストの小西克哉氏と答えました。
「え?本多勝一?」とわざとぼけましたが局もなんでこんないいかげんなおっさんを呼んでるのかと情けなく思った次第です。
まあABCテレビですからね。

同時に2009年に国に対して滋賀・京都・大阪の3府県知事による「河川整備計画」に大戸川ダムを位置づけるべきではないという意見書を出した際の記者会見の模様が流れていました。
大阪の橋下 徹知事(当時)が「こんな道ありきの考えでダムをつくるなんてありえないですよ」としゃべっていました。
その道は大津市と甲賀を結ぶ大切な生活道路であってダムの建設ありきで整備されるのではなく、かと言って別々に考えてもそれこそ費用対効果が悪すぎるから直結事業で採択されているんです、別にダムありきではないですと今さらながら思いました。
さすが弁護士だけあって問題のすり替えが上手だな、あれでは大阪市民もうっかり乗せられるわけだとも。

テレビでは更に滋賀県の嘉田前知事のスチール写真を映して、司会の女性が「番組ではこの国の提示について嘉田前知事にもコメントを求めました」と言っていました。
すると箇条書きで「大阪には影響がない、ダムありきでない3知事の意見の重みを考えるべき」とありました。
淀川水系だからといって大戸川ダムの有無で確かに淀川が氾濫することは河川工学上関係がありません。
しかし、滋賀県の元知事としてコメントを求められているのであれば県内の状況について答えるべきではないのかとまず思いました。
ですがダムが現在のように未完成の状態なら大津市と少なくとも瀬田川から桂川に合流している京都の宇治市辺りまでは毎年、水害の恐れに脅かされることは確かです。

大阪府庁で会見した松井・大阪知事は国交省近畿地方整備局の今回の評価について「専門家の意見は尊重されなくてはいけない」と一番まともなコメントを出しています。
私は10年間、滋賀県の「もったいない県政」(というより嘉田由紀子氏)と議論してきましたが被害を蒙っておられる一部の住民の方々とその他の県民とを天秤にかけて少数を泣かせて大向こうに受ける行政手法は絶対に間違っていると議会では訴えてきました。
何度もぶつかってはいます。
栗東のRD最終処分場問題、甲賀のクリーンセンター、米原のシルク問題、高島の木材チップ放置問題・・すべてに「もったいない」の行き詰まりを指摘してきました。
比叡山開闢の祖である最澄大師は「一隅を照す」とおっしゃっています、政治は決して「一隅」を疎かにはしてはならないと今でも思っています。






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