ゆうすけブログ
地方政治家と新聞記者
この前のブログで新聞を読んでいるということを書いたらその後で「石田さん、いろいろ読んでいるみたいだけど産経新聞は?」と訊かれました。
そう、そう産経を忘れていました。
別に無視していたわけではありませんが購読していなかったことは確かです。
事実歪曲・ねつ造の朝日よりも主張には好感は持てるのですがどうも取材が弱くて読み足りないところがあるのです。

県庁にいた頃には「県政記者クラブ」というものがあり、国会にもその趣旨のものがありますが加盟各社が入っていて県政全般のニュースを記者は追いかけていました。
だいたい若い記者が多いのですが新聞社に採用され地方の支局(または総局)に配属され政治部関係ならまず警察担当(廻り)か市議会(県庁所在地)に回されます。
それから県庁にくるので入社して3年から6年ぐらいのキャリアが多かったのではないかと思います。
ただ、県庁クラスの取材は難しいことがあるのでキャップが張り付いている新聞社もありました。

このキャップが新米記者には鬼軍曹のような存在で「何か書けることあるのか?」と発破をかけられるのです。
その上のデスクは本社では副部長待遇、実際は支局長クラスなので外へは出ません。
ちなみに編集まで登りつめると役員コースが見えてきます。
新聞社では絶大な権限を振るうのは編集長さらには主筆と呼ばれる方々ですが過去に朝日なら緒方竹虎、平成になって舟橋洋一、若宮啓文・・読売は渡辺恒雄(兼会長)・・毎日は過去に阿部眞之介、岸井成格、伊藤芳明(現職)・・産経なら住田良能などなど我が国論壇をリードしてきた錚々たる方々が名を連ねています。

県庁番記者の話に戻りますとごく一般的に何も大きなこと(県政の大問題や選挙等)がなければ記者の朝は比較的ゆっくりです。
何せ夜が遅い仕事ですから。
朝は9時から10時ぐらいに記者クラブに出てきてその日の予定をボードで確認し行動計画を立てます。
昼までは発表やレクチャーを聞き取りして夕刊記事を書いて原稿を送ったりもします。
ぶら下がり取材も行うのは国会も県庁も同じです。
午後は県庁・議会などのレクチャーを点検してから取材活動で情報を入手しますが一日で一番差がでるのはこの時間です。
夕方から夜にかけてはキャップに報告、本社との連絡、必要なら夜の会合に取材に出ます。
事務所兼住居に戻っても原稿の整理が待っていますから就寝は真夜中になります。
だいたい平均して14時間、もっとの人は16時間は働いているのではないでしょうか。
大変なハードワークではあります。

話をさらに戻して極端な主張を繰り返す朝日と産経ですがなぜか両社とも若い女性記者が多かったです。
特に産経の記者は「デートしましょか」などと近寄ってこられると(これは取材の一環なのか、ハニートラップなのか?)とこちらがびびりました。
硬派と思っている産経の新たなソフト戦略だったのかもしれません。
男性記者とはよく飲みに行って意見交換(特に県政全般)をしましたが女性記者とはついぞ一回も飲み食いはしませんでした。

政治家と新聞記者とは持ちつ持たれつのようなところもあって記者としては正確で良質な情報は欲しいところで政治家としてもマスメデァとして大衆に情報を流して欲しい願望があるものですからおつきあいは密なるものの方がいいに決まっています。
人間関係が出来てくると「これは○○日まで書かないでよ」とか「これについてはあの人が詳しいですよ」などメリットが出てきます。
大物国会議員や長く地方政治家をやっているセンセイなどにはそれこそ20年、30年と付き合っている記者が必ずいるものです。







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