ゆうすけブログ
日本式行政の進め方
今年は地元県立高校のPTA会長をお引き受けしているので、もれなく充て職で評議員にも任命されているようです。
昨日は彦根市で「滋賀県公立高校PTA連合会 平成28年度第1回評議員会」という長ったらし会議があったのですが県内高校の学校長とPTA会長は出席してくださいという触れ込みでしたから行ってきました。

ド平日の真昼間の開催なので誰が来るのかと思っていたら各校参加されていたのでこれは驚きでした。
校長先生はいいにしても(公式PTA行事・・公P行事と認定されています)、PTA会長などは一般の方(私もです)なので仕事を休んで来られたのでしょうか。
職場で「すいません、PTA行って来ますわ」、「ああ、どうぞ」・・うらやましいです。

来賓は滋賀県の生涯学習課長(教育委員会)でご挨拶をされました。
昨年の会長さんは功労者というそうで表彰状をもらって課長と記念撮影です。
議事に入りましたが議長は県P連副会長さんでした。
この方はおそらく民間の方でまだお若いお父さんという感じ。
会場からそれなりに細かい質問が飛びますがことごとく司会進行のような役割で控えている事務局長さんが答えていました。
もちろん運営についての質問ですがPTA役員と言っても1年限りで内情まで把握はできかねないと思います。
何年もデスクワークをしている事務方が熟知しているのでこちらが答えてしまいます。
事務局長さんもおそらく元県職員だったのでしょう。
それが退職後、PTA連合会事務局に再就職されているのではないかと思っていたら彼がときどき私を気にするようにチラチラ見ているので県庁のどこかで以前会っていたのではと思ったりもしていました。
会議の合間に「高校での献血のお願い」と県健康福祉部薬務感染症対策課から若い女性が各校への献血車巡回のお願いと称して説明されていました。
ここも県です。

以前から思っていたのですが国・県・市町の行政はやはり事務方が握っているのだなあと昨日も感じました。
日々の業務の流れから執行、手続きはもちろん条例なり法案に至るまでの道筋づくりはすべて公務員がやっています。
実務に関するデータ、情報の一切を握っているので霞が関も各都道府県の県庁も市町の役所もこれが動かなければ行政が滞ります。
もちろん政治家(この場合は首長ではなく議員)がその流れに参画するのはとてもとても容易なことではありません。
議会はあくまで立法で行政は公務員という図式が日本では出来上がっています。
それは私の経験からそう思うのです。

民主党政権が誕生した時に「政治主導」と勇ましくマニフェストに掲げ永田町から霞が関に乗り込んだ国会議員。
その象徴だった「消えた年金問題」で名を馳せ、「ミスター年金」と言われた長妻厚労大臣を玄関で迎えた厚労省職員の気のない拍手とまなざしは陥落した首都に入場する戦勝将軍を見るかのようなものでした。
その後は厚労行政が万事にわたって行き詰まり、国民からも批判の声が挙がります。
大臣として省を統括できていないのは明らかでした。

私は長妻氏と面識がなかったのですが興味本位で執務室に入らせていただいた時に驚いたのは大臣の書架がすべて年金関係のもの、だけだったことでした。
これは趣味の世界だなと思いました。
厚労行政のすそ野は限りなくひろがっていて「年金」などごく一部。
むしろ社会保険庁の仕事です。
一国の大臣がかかりっきりになるべきものでもありませんでした。
長妻氏は軍隊で例えると元帥・司令官ではなく師団長よりも細かい仕事にかかずらわっていたことになります。
これでは行政は動かなかったはずです。
議員として公務員に対するアプローチが最初から間違っていたことから起こった組織上の失敗でした。
昨日はそんなことを考えながら帰ってきました。





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