ゆうすけブログ
落選中日記?
いつも私が書いている「石田ゆうすけブログ」は何か政治家の活動報告ぽいネーミングだなと感じて思い切って「蜩・その日暮らし・落選中日記」と変更しようかと妻に相談すると憐れんだような視線を向けられ無視されました。
もう政治家ではない私が落選中と言うと、「中」というのは現在進行形、また政治復帰するつもりかと周囲に思われたり、このまま生涯を閉じてもお墓の中に入るまで「落選中の人だった」と哀悼の意を表されてもそれは嬉しくないなと考えたりしていました。

国会議員が落選する場合は衆議院と参議院では少し差異があります。
衆議院議員の場合は接戦で落ちた、惜敗率も75%以上だったとなった場合はその小選挙区の支部長の肩書は残り、次の選挙に再チャレンジすることができます。
ですが結構、イバラの道で今までは「先生!先生!」とちゃほやされていたのに支援者(のはずだった人)にも何か微妙な雰囲気で接せられたり、地元でも「もうバッジ外してるんだからもっと頭を下げろよ」とかあられもない言葉が飛んだりして楽園から地獄に追放されたサタンのような日々を送ることになります。
その試練に打ち勝つ人だけが永田町に戻ってきます。(I Will be back!)

参議院の場合は選挙区は「参議院選挙区支部」があるにはありますが常設ではなく選挙の半年前に設置され候補者(たとえ現職でも)一度この支部長に座る儀式が行われ、選挙後に解散されます。
したがって衆議院ほど身分保障(選挙結果の身分保障)は無く、選挙区と比例区の掛け持ちもなく(つまり復活当選もなく)一発勝負で落選したらほとんどの人は政界から去ることになります。
ですから参議院で1期務めたという人はそれなりにいますが、3期ぐらいというとかなりのキャリアと言えます。
1期が6年ですから18年の長期です。
もちろん「解散の恐怖もなく6年間あるんだから十分だ」という意見が多いのも確かです。

彼ら、彼女らの場合はもし落ちたらリクルートとして次の選挙を何年も待ってられない個人的、家庭的事情もあるのでしょう、結構、直近の大型選挙に出たがります。
本人も頭も冷やさずにカッカしていますし、後援会も「ちくしょう!もう一旗揚げてやる!」と自分のことでもないのに燃えていますから「出ます!」と言えば「やろう!」と還ってきてこれも結構、勝ったりします。(復讐戦ともいいます)
何の復讐かよくわからないのですが事務所では「万歳!万歳!」とはしゃいでいる光景がTVに映ります。
局アナが「○○さん、おめでとうございます!見事に復帰ですね」、「ありがとうございます」、「今までとは違い、今度は○○でのご活動ですが○○とは違いどう仕事を進めていかれるつもりでしょか?」、「これから皆さんと相談してしっかりやっていきたいと思っています」、「??・・」。

地方議員のケースは落選の場合は次々と選挙をアクロバットのように渡る選択肢は限られています。
レアケースですが次回の選挙(つまり4年後)にもう一度出るか、県会議員の場合は地元の市長選挙に挑戦するか、市会議員なら県会議員選挙に出るとか市長選挙に出るとかの方向に向くかです。
現実的にはまだ働かなければならないなら社会復帰の為に就職活動を開始します。
これもツーパターンがあり、諦めが悪いと国会議員の事務所のスタッフに潜り込み糊口をしのぐか、政党に頼み込み事務所に入れてもらうかの人とあっさりとしがらみのない民間で働くかがあります。
もはや老齢の域に達しているのなら(落選を機会に)政界引退と労働市場からの撤退が同時に見られることもよくあります。

いつも思うのですが所詮は政治家とは虚業で社会的には潰しが効かない職種です。
民間にとってはバッジがあるから相手もしますがなければ仕事ができない、ただの人です。
再就職の時に利益に貢献できる輝かしい履歴でもなければましてや資格でもありません。
一歩間違うと変にプライドだけが残ったおかしな人になってしまいます。
政治家の末路は常に哀れですね。(トホホ・・・)








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