ゆうすけブログ
ユニオンジャックと赤い盾
いつの世も人のお金に対する執着はさまざまなドラマを生みます。
「人はパンのみにて生きるにあらず」と聖書にあってもパンがなければ生きられない、「パンがなければお菓子を食べたらいいのに」とマリーアントワネットは言いましたがフランス革命で断頭台におくられました。
「貧乏人は麦を喰え」と池田勇人も言いましたが平成の世なら辞任ものですが高度成長のエンジンがかかり今では名宰相の1人と評価されています。

今回のイギリスEU離脱を巡ってはまさに全世界の投機筋が固唾をのんで「離脱か?残留か?」を憶測しあいました。
ユーロやドルは売りか・買いか?・・一夜にして億万長者が誕生したり、破産者が出る世界史的局面でありました。
さまざまな情報源を使って他人より早く売り買いしたものだけが勝ち残る金融サバイバルゲーム。
もちろん確かな情報源なら追随するのも悪くないと世界中で何千万、何億の人がゲームに参加しています。
金融為替ワールドランです。

フランス革命の申し子、ナポレオン・バナパルトの登場で欧州にも戦争の嵐が吹き抜けましたがその最終局面が今から201年前の1815年6月18日に行われた「ワーテルローの戦い」。
英国封鎖に反対したロシア侵攻に敗れて以来、その後の「諸国民の戦い」にもじり貧でパリに押し戻されたナポレオンは退位してエルバ島に流されました。
しかし、舛添さん並みに不撓不屈の彼は幽閉先から脱出して再び帝位に就きます。
フランス革命とナポレオン体制を否定する連合国は再びベルギーの北部ワーテルローに軍を集結させます。
イギリス、オランダ、プロイセン、ロシア、オーストリアの諸国ですが実際の指揮官は英国のウエリントン将軍でした。
ナポレオンの狙いは連合軍が集結する前に各個撃破を成功させることでしたがフランス軍とイギリス軍が激しく原野で激突、一進一退の攻防が続いていましたが、もう少しでイギリス軍を崩せると踏んだナポレオンが親衛隊の投入を決意、戦場の主導権を握ったと思った瞬間、横手からなぜか3日前に仏軍グルーシー将軍に追われて敗走していたはずのブリュヒャー将軍旗下無傷のプロイセン軍騎兵がナポレオン本陣に突入、勝敗が決まりました。

ロンドンのシティではこれも多くの投機家たちが固唾をのんである男の動向を注目していました。
男はアムシェル・ネイサン・ロスチャイルド。
本家ロスチャイルドの二代目であり財閥のイギリス家代表でもあったその男はシルクハットに燕尾服姿のボタンが今にもはちきれそうなでっぷりとしたお腹を揺らしながらおもむろに右手を下げました。
この時のネイサンはヨーロッパの相場を支配しており、後のジョージ・ソロスやウォーレン・バフェットのおそらく10万倍以上の影響力があったと思えます。
「それ!ロスチャイルドがポンドを売ったぞ!」
人々はポンド売りに殺到しみるみる通貨が下落していきます。
そこへ『ウエリントン ビクトリー!ナポレオン敗走!』の報が入ってきました。
人々は慌ててポンドを買い戻しにかかりますが高騰していた値に追いつくはずもなくロンドンでは多くの投機家が破産しました。
ネイサンがワーテルローの連合軍勝利をいち早く知りえたのは敷設したばかりのドーバー海峡の電信のおかげでしたがドイツやフランス、オランダにいる息子たちには予めポンド(イギリス通貨)買いを指示しており、大儲けをいたしました。

「講釈師、見てきたような嘘を言い」ともありますが上記の話は広瀬 隆氏の労著「赤い盾」を参考にしています。
(赤い盾とはロスチャイルド家の紋章)
世界で起こっている事件に偶然はなく、すべて人が関与している必然であることを広瀬氏は説いています。













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