ゆうすけブログ
住民の選択ー都知事選挙の結果をみて
昨日で7月も終わり、新たな月がスタートするとともに東京では知事選挙が終わりました。
小池百合子氏が初の都知事の座を射止めたわけですが選挙戦に入る前から小池氏の思惑と読みと胆力が他の候補をリードしていたように思えます。
猪瀬、舛添と「政治と金」の問題で都庁を去らざるを得なかった歴代知事たちに代わり出直し選挙となるのですから(都政をどう変えるか)というメッセージと(この人に入れるしかない)と思わせるそれなりの動機づけを都民のみなさんに訴える必要があったからです。
小池氏のあざとい読みは自民党都連と自民都議会を舛添氏と結託していた(悪の巣窟)のレッテル貼りに成功して一種の劇場型選挙を展開し、最大勢力である(無党派層)を引き付けたことが勝因に他ならないと考えます。
気になっていた蓮舫氏がそのまま参議院選挙に出たことも小池氏の決断を後押ししたでしょう。
私も自民党都議会会派の当時、舛添知事に対するあまりにも談合的なゆるい追及にブログで批判しましたが、選挙中に週刊誌で書かれていたU議員のような人ばかりではなく見識を持った議員もおられるので次の都議選挙では人物本位で査定してあげてほしいと思います。
やはり今回の都知事選挙は流れから「都知事は政党ではなく、都民が選ぶもの」という発信を浸透させた小池さんの勝利でした。

今回の小池氏の劇場型選挙手法ですが私は後腐れのない、罪のない選挙と思っています。
政治的後遺症も残らない程度のものです。
都政初の女性知事が誕生したこと、またそれが劇場型選挙だったことから私が思い返してしまうのは嘉田由紀子氏が湖国初の女性知事として現職を破って当選した平成17年7月1日投開票の滋賀県知事選挙です。
小池氏の場合は単に都の自民党の閉鎖的な体質を批判した後腐れのない劇場型選挙と申しましたが嘉田氏のケースは後腐れ大ありの劇場型選挙だったのです。
嘉田陣営は争点を「新幹線びわこ新駅建設反対」に誘導したのです。
あの時に「びわこ新駅に使う260億円がもったいない」と県民に訴えた嘉田さんが勝利した暁に滋賀県に何のメリットをもたらしたのか説明できる人が本人も含めて出てきてない事実が実につまらない劇場型選挙であったと11年が経過してようやく県民にわかってきています。
いわゆる後遺症が残る選挙だったのです。

「新幹線新駅問題」については書かねばならないことが山ほどありますが今日は紙幅の関係でお許しいただき、嘉田氏の当選とともに強引に国交省やJRとケンカしてまで建設を中止、予定地だった栗東市では土地開発公社が建設地を先行取得していたため担保していた市自体が財政的に回らなくなり、3月の決算期を前に県にジャンプ資金の都合を依頼しなければならない事態が2年続きました。
新駅建設予定地であった当時の栗東市長は初代猪飼氏の後を受けた2代國松正一氏でしたが県(つまり嘉田氏)が潰した新駅の問題を栗東市が尻ふきさせられた挙句に借金の申し込みまでしなければならないことにはらわたが煮えくり返っていたことと想像できます。

嘉田氏と県議会自民会派との暗闘は彼女の2期8年間のなかでついぞ解消できず、県政は発展どころか停滞しました。
このことは嘉田氏のみならず当時、議会にいたものの責任もあると反省しています。
県民がようやく嘉田氏のパフォーマンス的政治手法に気がついたのは小沢一郎氏と組んで国政で滋賀県知事兼職としての政党党首として全国を駆け巡って、しかも惨めな惨敗を喫したぐらいからでした。
小池新知事には都政でオリンピック開催よりももっと大切な都民の暮らしを守る政治を遂行する為にも議会との適度な緊張感を保ちながら時には協力して事に当たっていただきたいと期待しています。






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