ゆうすけブログ
都政の闇・市政の歪み
小池百合子都知事が誕生した時、(これで一波乱あるだろうな)とは予想していました。
歴代を見ても都政に睨みをきかせていた鈴木俊一氏から宇宙人の青島幸男氏は除いて、石原慎太郎氏、猪瀬直樹氏、舛添要一氏の流れから小池百合子氏は完全に(鬼っ子)です。
異端であり、今回の都知事選挙でも従来の都政の本流なら増田さんでしたがこれは(都庁革命)が成功した選挙となりました。

私は森喜朗氏を頂点とする(オリンピック利権)に喧嘩を売ると思っていましたが(築地市場移転問題)、つまり豊洲市場で切り込んできたのは意外でした。
思えば選挙中に市場問題を小池さんが街頭演説していたのを聞き流してはいたものの、あの時点でシナリオはできていたのかと思えます。
小池知事は国会議員出身ですからオリンピック問題のような国政マターの方が情報が入っているからそちらに矛先を向けると考えていたものの築地移転問題に詳しいのならおそらく1年ぐらい前から内情を知るために石原都政や舛添都政に反発する都職員グループ(現役とは限らない)と接近していたはずです。
これがクーデター(都知事選挙)に結びついたのは容易に想像できます。
(市場移転の)一連の問題の中で建築物の下に(盛り土)がされておらず認可を与えた当時の知事である石原氏に公開質問状を送った小池知事ですが従来の都政と都議会(保守勢力)との戦端は開かれています。

さてこれに比べれば世間の耳目がほとんど集まらない私の居住している滋賀県高島市も現市長が環境基準値を超えるダイオキシン類を含む煤塵を神戸市の最終処分場に搬入していて問題となった事件で今年7月に退職者を含む当時の担当していた市職員21人に対して国家賠償法に基づく求償を行いました。
21人対しては合計で700万円、施設コンサルタントには約1100万円でした。
市長はその時の会見で「職員の法令順守の意識の欠如」と厳しく断罪しています。

これに対して21名は連名で「支払う意思はない」と文章で市長宛に送っています。
言い分として「故意や過失ではなく、あくまで市の規定に従ってきたもの、更に今回の求償者の対象が゛不公平゛である」と主張されています。
確かに全国的に調べてみても行政の長が職員にかかる求償を行うケースは誠にレアケースであり、理不尽でもあります。
組織論として考えてみても社長の管理ミスを社員(それも担当していただけの職員)にすべてを負わすのは如何なものかと考えてしまいます。
そこに当時の社長(つまり市長)や担当部長の名がないなら尚更のこと(不公平)と反論したくなります。
現市長は求償を行う前に設備を導入した当時の市長や担当部長に経緯を訊いたのでしょうか。
少なくとも小池知事のように石原さんから攻めなければ世間は納得しません。
市内では単なる弱いものいじめと言われています。

当然、求償ですから議会の決議を得なければなりませんがどのようなわけなのかこのようなへんてこりんな議案が過半数を制して通ってしまいました。
もちろん心ある議員もおられて「昨年もこれら職員に減俸を命じておいてさらに求償とは行き過ぎではないか」と質問されていますが市当局の答えとしては「昨年は市としての指導、今回は法に則っての手続き」と無慈悲なものです。
何度も言いますが指導を受ける側としても上から順にされるのなら納得もできますがこれでは(上の責任逃れの為の犠牲)とされているようで憤りすら感じるでしょう。
一番に責任を取らねばならないのは市長のはずです。

(公僕)という言葉はあまり使われなくなりましたが公務員は常に自分たちの活動原資が税金であることを肝に銘じて動いており、それが市民サービスの基本と心得られています。
市長といっても市民の負託を4年間受けて働いているだけですから考えなければならないのは職員をいかに外に(市民に)向けて働いてもらうかのおぜん立てをすることが一番大切なことです。
職員に対しては市民の為に全力を尽くしてほしい、足りないものは市長である私が手当する、責任も取ると言うのが普通ではないでしょうか。
ですから問題が起こったら職員に求償するなんて無分別なことがなぜ通るのかが私には理解できません。
職員がまさに(萎縮)してしまって挙句に行政サービスが遅滞する結果を招いてしまったら高島市民としても損失です。
市長たるものは内(自分)ではなく外(行政サービス)に職員を誘導しなければならないのです。






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