ゆうすけブログ
地方創生の着地点
GWも今日の日曜で暦上も終わりとなり、みなさんそれぞれの連休をお過ごしだったことと思います。
リフレッシュできた方、世間は休んでいても頑張って仕事をされてこれから休みが取れるという方、人生いろいろです。

昨日もお昼が少し遅くなったのですが何かお腹に入れようと京都十条のガストに入りました。
注文を入れて料理が来る間にもう一度メニューを見ようとテーブルのスタンドに手を伸ばすと『ふるさと納税カタログ』が差し込んでありました。
「どうぞご自由にお持ち帰りください」とも書かれていました。
相変わらずお盛んなことだと少し気分が萎えました。

以前、このブログで(ふるさと納税)は税として極めて不安定な上に徴収原理としての公平性が担保されておらず納税者からみて不公平なものであると批判しました。
その意見は今も変わっていません。
もともと税と言うものは①所得税②消費税の2種類に分類できるものです。
入り口で取るか、出口で取るかの違いで、この(所得の補足)をきっちとしておれば個人が得た収入に更に課税しているのですから法人税や相続税は突き詰めると(二重課税)の批判を浴びることとなります。
それでも日本ではトーゴーサンと言われサラリーマン10割、個人事業主5割、農林水産業者3割という所得捕捉率のアンバランスがある為に(漏れている課税対象)として渋々認めているわけで今後はマイナンバーの活用などで捕捉率の向上も見込めるわけですが同時に二重課税として甘めに見ていた部分の排除も納税者としてはチェツクしておかないといけないと思います。

話が横道に反れましたが(ふるさと納税)と並んで地方創生の目玉と言われているのが(プレミアム商品券)です。
これはふるさと以上に問題がある施策ではないかと思えてなりません。
平成27年12月に滋賀県甲良町の当時の議長がプレミアム商品券購入の制限を大幅に超えた大量買いが発覚して辞任するという事件がありました。
他の自治体でも同様の立場を利用して大量に取得していたという事例は後を絶ちません。
ご存じのように1万円で売られていたとしても1千円のチケットが12枚ついていて2千円お得というのがプレミアムなのですがこのお得幅は(国庫負担)つまり税金です。(国民負担とも言えるでしょう)
買い求める人は朝から行列、ネットでは転売され、抽選に漏れた人は知らないうちに負担させられているというのはどうでしょうか。
これで地方創生に繋がるかと言えば過去の(地域振興券)や(定額給付金)と同じで税金のバラマキ批判は免れないところです。
穿った見方をすれば万が一のデノミ(通貨価値の下落現象)が発生した際の(新円切り替え)までのつなぎとしての社会実験ではないかと警戒している複数の識者からの指摘もあります。
プレミアム商品券が地元商工会と組んで販売されたとしても地元自営業者の売り上げにつながるのならまだしも大半はスーパーや大型量販店に向かうだけですから地域活性化に何ら貢献もせず、更に消費の先食いを起こしデフレに拍車をかけるだけとなります。

地方創生と言うは易し、行うは難しですがもしかして地域住民としては人口減少がこの先にどうしても避けられない現実を認めた上で穏やかにスローに街のありかたを見つめ直して柔らかな着地(ソフトランディング)を考える段階に入ったように思えてなりません。
人が少なくなったから(昔に比べて)活力が無くなると嘆くだけではなく、それでも物質的にも精神的にも豊かに自立していける方法がきっとあるはずです。
政府としてもバラマキなどの対症療法ではなく地方の英知を汲み上げながら仕組みづくりのお手伝いをする気持ちぐらいの方が上手くいくように思います。








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