ゆうすけブログ
病院経営は難しい
場末のブロガーとして何か書くことはないかと昨日(9/9)の読売新聞・滋賀版を読んでいたら高島市・しんあさひ風車村が来夏オープンを目指して道の駅・グランピング施設にする案を市議会の提案説明で市長が行ったことが報じられていました。
これについてはおよそ1か月前ぐらいから市民の間で様々な憶測が飛び交っており、これについて書こうとも思いましたが地元だけに返り血を浴びかねないととどまって隣にあった記事、「住民投票議案可決 市長が再議求める 野洲の新病院計画」の方が直接被害が出そうにないのでこれについて取り上げてみます。

野洲市長である山中善彰氏と最初お出会いしたのは今から10年近く前ぐらいだったと思います。
当時、山仲氏は県職員の身分で私は滋賀県政の中で環境問題に取り組みたいという思いから委員会は専ら環境に所属するようになっていました。
お話を聞いているとかなりの博覧強記で極めてクレバーな方だと感じたものです。
山仲氏が琵琶湖環境部長に就任されたのはちょうど栗東のRD最終処分場問題が県案と住民との話合いの佳境に入った頃です。
詳細は省きますが当時の嘉田知事と山中氏の原状回復に対する工法の意見がまとまらず、山仲氏は県職員を辞職されたと認識しています。
その後、氏は野洲市長に立候補され見事当選、現在に至ります。

さて、件のJR野洲駅南口に開院を目指す市立野洲市民病院ですが整備計画の是非を問う住民投票条例が市議会の反対派によって提案され可決されたものの、山仲市長は再議を提出して議会に再考を求めた形になっているようです。
この際、新病院の位置はあまり問題の争点にならないように私には思えます。
今時、駅前でなかったら不便だというものではないでしょう。
どうせ利用者は様々な交通手段を使うのですから郊外であってもバス運行などで十分対応可能なはずです。

問題は運営方式であって市の提案している(市営)という考え方が無理筋に感じます。
本当に運営していけるのかということです。
大阪や兵庫で起こっている公営病院の運営困難・破たんはすでに顕著なものとなっています。
総合医療計画を眺めてみても野洲市民病院が特別な交付金・補助金を得ることは可能性が低く、起債に頼っても果たして償還していけるのかが疑問です。
医師確保などのソフトの部分も不安が残ります。

例えば守山市にある県の成人病センターは年間40億円の赤字を出しています。
これは経営が杜撰だとか、野放図などではなく至極計画的に出されている赤字でもあり当該の病院施設が最終医療の受け皿として他の公営・開業医さんの持って行き場のない医療部分を引き受けているからです
毎年、秋に行われる県議会決算特別委員会でも検討をいたしますが委員の間では効率のいい経営を求める声や質問は挙がっても赤字を批判する意見は出てきません。
行政としてこれは負担部分であることが理解できるからです。
賢明な山仲市長なら公営の病院経営の困難さを十分理解されているはずですがどうも市議会との対立が気にかかります。






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