ゆうすけブログ
無関心社会の闇ー座間市連続殺人事件
平成もそろそろ終わろうとしているこの時期に何とも言い難い凄惨な事件が起こったものです。
言わずもがなの神奈川県座間市で発覚した「座間市連続死体遺棄事件」です。
これまでに9体(女性8人・男性1人)のバラバラにされた遺体がアパートのクーラーボックスなどから発見され凄まじい臭気を放っていたという猟奇さです。
容疑者はすでに捕縛されているというものの動機は金銭なのか、性的衝動からくるものなのか、はたまたサイコパスなどの精神異常者なのか、今後の取り調べから明らかにはなってくるとは考えられます。

事件としての異常さでは平成では1989年(平成元年)に発生した「東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件」いわゆる「宮崎勤事件」や1997年(平成9年)に起こった「神戸連続児童殺傷事件」(酒鬼薔薇聖斗事件)に匹敵するものだと思えます。
海外では今だに連続殺人事件が起これば引き合い出される「切り裂きジャック事件」。
この事件の被害者たちはいづれも娼婦でしたが今回の座間市事件では自殺願望者でした。
自殺サイトで女性が「死にたい」と投稿すれば容疑者が言葉巧みに誘い、犯行に及んだというものです。

この事件を分析すれば様々な闇が現れるのでしょうが現状で私が感じるのは(日本社会の無関心が生んだ病巣)でしょうか。
被害者の女性はいづれも自殺願望があったとされますが願望であって決心までは至っていなかった方も多くいたのではと思います。
「死にたい」のつぶやきの後に続く言葉が彼女らの本音・SOSだったと。
仕事に疲れた、恋人と別れた、家族とうまくいかない、経済的に追い詰められている、病気で苦しんでいる等死にたくなる理由は生きている以上数限りなくあると思います。
そんな絶望的な気分や状況に襲われた時でも誰かが声をかける、相談にのる、手を差し伸べて寄り添ってあげればもしかしたら死の淵から戻って来れると必死な彼女らの最後のSOSだったのではないかと思えます。
残念ながらこの事件の場合は声をかけたのが(悪魔)であったということです。

私の子どもの頃、「3無主義」という言葉が流行りました。
(無知)(無能)それに(無関心)です。
今の日本社会は閉塞感に覆われていると言う人もいますが何か個人と社会のつながり、もっと言うと暖かさに欠けている風潮が感じられてなりません。
「秋深し、隣は何をする人ぞ」ではありませんが人は人、自分は自分といういい意味でも悪い意味でも(個人主義)が世の趨勢になってきていることは気になるところです。
(自己責任)という言葉もある意味では残酷な言葉です。
本来の日本人が持つ優しさ、気遣い、絆、調和が徐々に失われつつあるのならそれは考えものです。
他人のことは無関心社会の行きつくところには(希望)もないのでしょう。






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