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ゆうすけブログ
公務員パッシングは止んだのだろうか
一時期の世間での公務員に対する当て付けや理不尽な非難には酷いものがありました。
それが2011年春の東日本大震災発災の時に自衛隊の皆さんの献身的な救助・被災地支援活動が報じられたり、津波が襲ってくることを最後まで緊急放送して巻き込まれ命を落とされた女性職員の方の自己犠牲行為が紹介されたりしているうちに鳴りをひそめたようには思います。
ですが世論が公務員の正しい仕事ぶりを評価できるのが有事の際だけというのでは悲しいものを感じます。

昨日、すでに退職されましたが元地方公務員、正しくは元県職員の方と一杯やる機会がありました。
彼曰く、「今も現場の若い職員を中心に心が折れかけている人が大勢いる」らしいのです。
では誰がそのようなパワハラまがいの圧力をかけているのでしょうと問うと一言、「上」としか答えてはくれませんでした。
例えば「この書類を明日の午前中までに提出」とする業務命令は頻繁にあるというのです。
そうなればまず検討の為のヒアリングを行い、関係者との協議(これが煩わしい)、真夜中から書き始めても午前3時頃にようやく脱稿。
ろくに睡眠も取れず朝一番に提出するという日常を繰り返せばおかしくなるのは当然です。
彼は「そんなことが行われているのは知らなかっただろう、でも県庁内で遅くまで灯が点いているのが事実を物語っている」と言いました。
退職前の最後の職場は会計課だったそうですがそこに集まる書類には鬱病を発症させ、治療の結果何とか職場復帰が見込める職員の保険の手続きが実名でくるので(あの人が、あの人も)と居たたまれない気持ちになったそうです。

私も議員時代、議会への質問を通告して実際に答弁側に回る時間の余裕があまりにもタイトなので(これで間に合うのか?)とはずっと思っていました。
せめてあと2日、いや1日余裕があった方がお互いに議論が深められ、事務方の負担も軽減することができるのにと思っていました。
議会運営委員長時代には事務局に一度通告後の流れを確認したこともありました。
それも「問題ありません」という報告で引き下がったこともあります。
議員の中には質が悪いというか、癖が悪いというか、「○○について」など質問項目のみ通告書に書いて議会事務局に渡してさっさと県庁を後にして帰ってしまい、それから答弁書を作成する関係局の職員が電話をしても繋がらず、質問の意図や細目がわからないまま徹夜を強いるという事例が見受けられたからです。
酷いケースになると議員の自宅まで訪問してやっとしやべってくれたとか云々ということを聞けば(いったい何様のつもりか)と憤りさえ感じました。
件の職員はそれから大津まで帰って朝まで一睡もできないのです。
これで体調を崩すなといっても無理なことです。

私の場合に心がけていたのは通告と同時にできるだけ質問原稿そのものを用意しておいて関係部局から連絡があればFAXなどで送って読んでもらい、電話での調整になりましたがここを誰に質問したい、ここはこの答弁なら再質問させてもらう、その際にはこの観点から問いたいなど微に入り細を穿つように協議が出来たと自負はしています。
それでも日程調整がもう少し欲しいとはいつも思っていました。
ましてやそれが職員の皆さんの健康問題に関わるとなれば猶更のことです。
県当局の方々もどうか職員の皆さまの心の問題にも十分配慮して頂いて県民福祉の向上に今後とも注力を重ねて頂きたいと願っております。








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