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ゆうすけブログ
大津市長不出馬表明から考える
私が密かに考えている政治理論に(玉突き理論)というものがあります。(別名ビリヤード理論)
これは前世紀半ばベトナム戦争時にアメリカ外交指導部が提唱した(ドミノ理論)又は(将棋倒し理論)に一脈通じるものです。
ドミノ理論とは一国が共産主義化すれば周りの国々も赤化するので集中介入して世界中の共産主義蔓延を食い止めるという自由主義諸国のリーダーを標榜していたアメリカ合衆国の聊か身勝手な理屈でした。
この理屈に従って腐敗した南ベトナムに加担して北ベトナム政府に戦争を仕掛けたのは歴史の事実としてあるわけです。
翻って(玉突き理論)とはミクロな話になり要は選挙の話です。
Aという政治家がAの立場を捨てて、または新たに挑戦してBという政治的立場を目指す。
AはBに選挙で勝利してBになり、Bにいた政治家は仕方なく次にCに立候補して、Cになり、Cを追われた者が次はDに出るという、1人の政治家が動いたら次々と政変が起きるという意味でビリヤードのように玉突き現象が起こることがあります。
どうでしょうか。
バカらしいお話だと思うでしょう。

これはイス取りゲームのようなもので滋賀県においてはこの2年間ばかりはこのイス(政治的ポジション)は全て埋まり安定していました。
ですが3日ほど前に大津市長である越直美氏が来年年明け早々に行われる市長選挙に正式に不出馬を表明して俄かに湖国政界は水面下でこの玉突き理論に従って蜘蛛の巣のように相互の相関関係が動き出しました。
市長は国会議員を警戒し、県議の動きを洗い、国会議員は県下市町の首長選挙を分析し、市議は県議と市長の動きを両天秤にかける。
その動きは次の知事選挙にも影響を与える。
要は大津市長という大きなイスが無条件でひとつ空くわけですから関連して誰かが取りに行く、取りに行けば空いたイスを誰かが狙うという動物的な動きが見られるということです。

私見丸出しになりますが私は越市政を批判していました。
点数でいえばマイナス20点です。
彼女の登場により大津市政が30年は遅れたと断じます。
極力個人批判はしたくないのですがやはり政治家としての力量は未熟でした。
大津市民の皆さんは当初、彼女の政治的にしがらみのないフレッシュさに伸びしろを感じて投票されたと思いますが8年間で全然伸びませんでした。
むしろブレーキばかりをかける政策判断は見ていて大津市はエンストを起こしていると思うしかなかったのです。

一例を申し上げます。(ほんの一例です)
大津市皇子山に市民プールがあります。
前国体時代にできたので老朽化が進み、もう改修というより新築・建設が必要になっています。
滋賀県としては大津市に一つの提案を行いました。
建設費の優遇(普通は50対50の折半なのですが)とこれは異例中の異例ですが運営費つまりランニングコストを滋賀県が半分持つというものでした。
県が市の施設のランニングコストを持つということは市にとって誠に美味しいお話ながら越市長はこの提案を蹴りました。
すぐにでも作り直さなければならないプールを大津市は何を考えているのかと滋賀県執行部が激怒したのは当然のことです。
理由は資金の拠出はもったいないということでした。
直ちに草津市が手を挙げ、草津野田地区に市民プールが完成します。
草津市民は恩恵を受け、大津市民は不利益を被りました。
これが首長の差です。

選挙民が誤解をしてはいけないところですが行政はお金を運用して政策に反映をさせなければなりません。
ここが一般家庭における貯蓄が美徳でも行政では悪徳といわれるところです。
何もしない政治それは行政の(不作為)と言われ厳しく批判されます。
皆さんは何のために税金を支払っているのでしょうか。
市の職員を養うためではなく、彼ら彼女らに仕事をしてもらうためです。
行政や企業は内部留保(家庭でいう貯金)よりも運用が大切です。
地方銀行が軒並み赤字となり、低金利のせいもありますが間接金融の主事業である貸付を怠り、安易に利用手数料の値上げや収益を上げるためにこれから口座開設手数料や口座に貯金を置くだけで管理手数料を取る方向で検討しているようです。
このような銀行は利用者からそっぽを向かれ早晩その役割を終えることになるでしょう。
預金者からの貯金はその利率以上に運用して利益を得るのが金融業の使命です。
行政も一緒です。
何も仕事をしないで市民からお金が足りないので手数料(つまり増税)を上げますで納得されるのでしょうか。
その点で越市長は立派なもったいない政治家の正当な後継者でした。

さて、越市長は政治にしがらみのない立場から市長に手を挙げたと申しましたが当時の民主党の推薦と応援で出馬しておりその政策判断は現在の立憲民主党と繋がっております。
元自民党県連幹事長としては越氏が次の大津市長選挙に出馬しないと言ってもその警戒の目を離すことができないのです。
冒頭の(玉突き理論)に従い、いつ自民党の政治家に襲い掛かってくるのか知れたものではありません。
彼女は政治家としては無能でも候補者としては西の横綱や大関クラスの強さを現時点では持っていると分析できるからです。
彼女に個人的な悪意は一切ありませんが公的立場にたてば被害を被る人たちが多いので一筆啓上いたしました。


















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